僕らは自尊心が強く しかし幾度となく反省し 反省の色を見せるのが苦手で しかしそこが愛らしく お互い少なからず尊敬していますが 心強さに感心したことありますが 無音で寝られず 頼りなく 電話を見つめ 電話を慎み 結局のところ 夜な夜な恋しく 寝つけない寂しさに どちらが先とは言えませんが 暗闇に灯る声を聞く 普段着のまま少しくつろぎ このままから少し 居心地が変身し 想わず想っていると 靴下を履いていて 裏返し 貴方へのプレゼントをあれこれ考える時とは違うが くるおしいほどの想いが沸き立つこんな夜を幾つも重ね 電話が切れても またかけて 電波は悪いし 気分もさえない いっそ逢いに行くべきかと 電話代をちょっと気にしながら 時計と明日も気にしつつ こんなパジャマ姿の僕たちを 今頃誰が待っていましょうか 靴下をはく束の間に 貴方を想う #
by ss_mysticism
| 2005-07-04 19:22
| 慎恋な葛藤
うつわにもられたものたちは 歯ぎしりまじりでことを知り いたるところで寝返り詠い もうすぐ伝える金色の 誘惑機敏に折り重ね やはり見透かされ 日傘のように空に舞い かげるばかりの気を使い 見るも無惨な山道で ありとあらゆる途方を想い ただ唯一の弱点に暮れ 小さな一歩も歩めず 見ためにリュックが妙にでかく 見る行く末は一つもありえず 仏に供えて広げてとりあえず 手を合わせて食い散らかし 揃えて仕舞ったもの探し 持ちつ持たれつ手取り手放し 喜び勇んで怒られ憤慨し合い かえる道程いきつき振る舞い 子豚にまたがりかけおりて 子供に与えて作業は背負い 生み出す者を生み 育てる者を生まず 学ぶ好みを薦め 無理矢理を捨て 望みは大きく 背景は暗く すぐに病気を患い 病名に酔い 嘆くばかりか うちにこもり 頑張ったから頑張ったから 頑張っているからもう良い頃だから ある程度の面識を裏切っても良い頃だからと 罪にうろたえず 育った自由の開花を詠い 愛でるもの無き世をつくり 腹掻っ捌いて決断できず 内臓は美しいと未遂を続け 豚を殺さず親を刺す #
by ss_mysticism
| 2005-06-29 14:53
| 風前のジャムチ
しずかにクラッシュ はんぶんははんぶん くるりとくらす 考えているのは僕の方で 戸惑う格好のあなたが くるりと背を向ける 沈んでいく方は露骨で あいた隙間をぬうように 優しさは浮いてゆく 考えているのはあなたの方で なれないその格好に僕は くるりと横を向く 形はいつもばらばらで とまらない格好の僕たちの 優しさは浮いてゆく 砂時計のようにサラリ はだいろ落ち着いたころ くるりとくらす くだいた愛す 上の方でなじんでとけ すきとおる そのころ やっと僕たち くだいた愛を見つめ そのころ やっと僕たち 半分半分の戸惑いを見つめ いつもそのころすきでおれ いつもそのころすきになれず いつもそのころすきとおる #
by ss_mysticism
| 2005-04-25 17:59
| 慎愛な葛藤
ぐとじゃで なぁにぃ 何かなぁ。 ぐじゃ、っかなぁ ううん ぐちゃぐちゃ 小さなヒトの手は 小さく紙くずを さしだし 小さなヒトの手は 小さくにぎられ はなたれ 小さなこえで小さく ぐぅちゃぁ ぐぅちゃぁ なにかがそこになくとも あなたはほほえましい ぐとじゃ でなぁにぃ わたしの腕のナカの あなたの手のナカに #
by ss_mysticism
| 2005-04-25 16:47
| 慎秘な葛藤
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